目次
自分に必要な栄養素選び&サプリメント類を使用する際のポイント
- 市販のサプリメントの作用を知り、自分のタイプにあったサプリメントを選ぶ
- 原材料、内容量をなど必ずチェックする
- 運動を合わせてすると効果がUPするものや、運動しないと 効果が現れないものもあるので確認する
サプリメントを利用する際の注意事項
- 摂取目安量を必ず守り、過剰摂取をしない(過剰摂取すると体に悪影響になるものもあるため)
- 原材料を確認し、食品アレルギーがある場合は服用しない
- 薬などを服用している場合は医者と相談する
- 妊娠中の場合は医者に相談してから服用する
注意:効果には個人差があり、すべての方に現れるとは限りませんのでお気をつけください。
イソフラボン | 亜鉛 | アスタキサンチン |
ビタミンC | ビタミンB | ビタミンE |
ビタミンA | コエンザイムQ10 | オルニチン |
ウコン | プエラリア | コラーゲン |
ヒアルロン酸 | セラミド | プラセンタ |
エラスチン | リコピン | ローヤルゼリー |
ビール酵母 |
イソフラボン(大豆イソフラボン)について
ダイズイソフラボンとは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすると言われています。エストロゲンは乳腺の発達や子宮や卵巣などの生殖器に働きかけたり、女性らしい体を作る働きがあります。エストロゲンが低下するとホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れ、更年期障害、骨粗鬆症、不眠、のぼせ、ほてり、全身倦怠感、精神の不安定など様々な症状が現れます。
エストロゲンは40代半ば頃から減少してしまいます。その影響で肌のハリがなくなりしわやたるみが増え、脂肪を貯めこ見やすくなり体重が増加してしまい、更年期障害で様々な症状が出ます。エストロゲンは加齢だけでなく、過激なダイエットやストレス、睡眠不足などでも減少してしまいます。まだ若いのに更年期障害のような症状が出ている人は注意が必要です。
上記のような不調が現れた時はエストロゲンに似た働きをするイソフラボンを摂取する事で抑制できると言われています。けれど、エストロゲンは過剰に摂取し過ぎると発がんリスクを高めてしまうこともあるので、適量を守って使用することが大切です。ダイエットで生理が不順になってしまったり停止してしまった人は、ダイエットの影響で女性ホルモンのバランスが乱れている可能性があるので、一度病院を受診しましょう。
こんな人は摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
- 更年期障害が気になる人
- 中性脂肪が気になる人
亜鉛について
亜鉛とは骨や皮膚などの合成や新陳代謝などに欠かせないミネラルの1つで、亜鉛が不足すると味覚障害や肌荒れ、免疫力の低下、新陳代謝の低下、ホルモンバランスの乱れなど様々な不調が現れます。男性の場合は生殖能力の低下や精子の減少になります。
亜鉛は魚、お肉、野菜をバランスよく食べていれば不足することはほとんどありませんが、亜鉛は調理することで流出してしまうので、レトルト食品やインスタント食品など加工済みの食品を多く食べていると不足することがあります。ダイエットで食事制限をしている場合も不足することがあるので注意が必要です。
亜鉛は新陳代謝にも関わっているミネラルなので、ダイエット中も不足しないように心がけ、スムーズにダイエットを進めましょう。
こんな人は亜鉛の摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
- 疲れやストレスが気になる人
- 免疫力の低下が気になる人
- ダイエット中の人
- インスタント食品やレトルト食品を多くとる人
アスタキサンチンについて
アスタキサンチンとはイクラ・サケや、エビ・カニなどの甲殻類がもつ赤い色素。ヘマトコッカスという藻に含まれるカロテノイドの一種。食物連鎖により魚介類の体内に蓄えられ、サケやイクラなどを赤く彩っている成分です。
アスタキサンチンには紫外線やストレスによるシワやたるみに対抗する非常にすぐれた抗酸化力があると言われています。また光から目を保護するとも言われています。抗酸化力はビタミンEの約1,000倍と言われています。
抗酸化作用とは、体を老化させたり生活習慣病の原因となる活性酸素を除去する働きです。活性酸素は強い殺菌作用があり病気の撃退する働きがありますが、増え過ぎると細胞を傷つけてしまいます。活性酸素が増える要因は喫煙、加齢、食品添加物、ストレス、大気汚染などが主です。
ダイエットは体が健康であればスムーズに進めることができます。年齢の割にしわやしみが多かったり、活性酸素が増える要因の多い生活をしていたりする人は、アスタキサンチンで活性酸素を取り除き健康な体でダイエットをしましょう。
こんな人はアスタキサンチンの摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
- ストレスが気になる人
ビタミンAについて
ビタミンAとは、脂溶性ビタミンの1つです。ビタミンAの働きは、目の乾燥を保護、粘膜の働きを健康に保つ、粘膜が丈夫になる事で呼吸器系の病気から体を守る、成長を促進、肌を乾燥から守る、生殖機能を維持、がん予防などです。
こんな人は摂取をおすすめします
- 肌の調子が気になる人
- 目の乾燥が気になる人
- 免疫力を高めたい人
ビタミンBについて
ビタミンBには、B1、B2、ナイアシン、B6、パントテン酸、ビオチン、葉酸、B12の8種類があり、相互に作用するので8種類を一緒に摂取することでさらに効果を発揮します。
ビタミンBの働きは糖の代謝や脂肪の代謝など物質代謝に関与、疲労回復、悪性貧血の予防、ストレスの緩和、肌の健康維持などです。
こんな人は摂取をおすすめします
- 肌の調子が気になる人
- ストレスや疲れが気になる人
ビタミンCについて
ビタミンCとは水溶性ビタミンの1つで、体内では作られないため食事などで摂取しなくてはなりません。
ビタミンCの働きはコラーゲンの生成を促ししみやしわを防ぐ、風邪や感染症を予防、ウイルスなどから体を守る抵抗力、免疫力を高める、発ガン物質を抑制、抗癌物質生成の促進、ストレスの緩和、血中コレステロールを下げるなどです。
こんな人は摂取をおすすめします
- 免疫力を高めたい人
- 肌の調子が気になる人
- ストレスが気になる人
ビタミンEについて
ビタミンEとは脂溶性ビタミンの1つです。ビタミンEは、抗酸化作用により酸化による細胞の老化を予防、動脈硬化、生活習慣病、血行不良の改善、冷え性、しみ、しわ、肩こりの予防などの働きがあると言われています。
こんな人は摂取をおすすめします
- 肌の調子が気になる人
- 生活習慣病の予防
- 血行改善
コエンザイムQ10について
コエンザイムQ10とは体の細胞内に存在する補酵素です。食べ物を消化したり脂肪を燃焼したりするときに酵素が働きますが、その酵素の働きを助ける重要な役割をするのが補酵素です。補酵素が無ければ酵素がうまく働きません。
コエンザイムQ10には抗酸化作用、エネルギー生産を活性化、心臓の動きを良くするなどの働きがあります。抗酸化作用とは体を老化させたり生活習慣病の原因となる活性酸素を除去する働きです。活性酸素は強い殺菌作用があり病気の撃退する働きがありますが、活性酸素が増え過ぎると細胞を傷つけてしまいます。活性酸素が増える要因は喫煙、加齢、食品添加物、ストレス、大気汚染などです。コエンザイムQ10を摂取することで活性酸素を減らすことができます。
コエンザイムQ10はエネルギー生産を助ける働きがあるので、コエンザイムQ10を摂取することで脂肪の燃焼が活性化され効率よく脂肪が燃焼されます。コエンザイムQ10は体内で作られますが20歳をピークにだんだんと減少していくので、中年期のダイエットにおすすめです。
その他にコエンザイムQ10には免疫力を高める、肌の調子を整えるなどの効果もあります。毎日適量を継続的に摂取すると良いでしょう。
こんな人は摂取をおすすめします
- ダイエット中の人
- お肌の調子が気になる人
オルニチンについて
オルニチンとはアミノ酸の一種で、血液中に存在する遊離アミノ酸です。 オルニチンの働きは、成長ホルモンの分泌を促進し骨や筋肉を増やす働きや脂肪の燃焼を活発にし基礎代謝をあげる働きがあるといわれています。また肝臓でアンモニアを尿素に変えて排出する解毒の働きがあり、疲労回復やエネルギー生産がスムーズになる、お酒で弱った肝機能を改善させるなど効果があります。
シジミ貝に多く含まれる成分ですが食品からは微量しか摂取できないので、サプリメントなどで摂取するのがいいでしょう。オルニチンは基礎代謝を増加させる効果があるのでダイエット中におすすめです。
こんな人はオルニチンの摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
- ダイエット中の人
- お酒を飲まれる人
ウコンについて
ウコンとは香辛料に使われている植物。ウコンに含まれるクルクミンと言う成分がアルコールの分解で発生するアセトアルデヒドの分解を助け二日酔いの予防・解消にいいといわれています。その他に免疫力を高めたり癌の予防やダイエット、生活習慣病の予防、美肌に効果があるといわれています。
こんな人は摂取をおすすめします
- 肌の調子が気になる人
- お酒を飲む人
- 免疫力を高めたい人
プエラリアについて
山岳地帯などに自生するマメ科クズ属の植物で、女性ホルモンに似た作用を持つ植物性エストロゲン・イソフラボンが含まれており、その含有量は大豆より多く、またプエラリアに含まれる他の成分デオキシミロエステロールやミロエステロールは女性ホルモンの活性化に効果があるといわれています。更年期障害、豊胸、美肌、生理不順などに効果があるといわれています。
ダイエット中はストレスや食事制限などから女性ホルモンのバランスが崩れてしまうことがあるので、プエラリアを上手に活用すると良いでしょう。過剰摂取は副作用を起こす可能性があるので、プエラリアが濃縮されたサプリメントなどは用法や用量を必ず守るようにしましょう。
こんな人はプエラリアの摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
- 更年期障害に
コラーゲンについて
コラーゲンとはたんぱく質の一種でアミノ酸が多数結合してできたものです。皮膚、骨、筋肉、軟骨などを構成するたんぱく質のひとつで、体の中のたんぱく質全体のうち約30%を占めています。コラーゲンの働きは細胞同士が離れてしまわないように支える働きや、水分を保持し組織が乾かないようにする働きがあります。
ダイエット中は食事制限などからコラーゲンが不足してしまいがちで、肌荒れや髪の毛のパサつき、関節の動きがスムーズにいかないなどの不調が現れることがあるので積極的に摂取するようにしましょう。ダイエット中以外でも毎日継続的に摂取することで、血管を健康に保ち脳梗塞や心筋梗塞を予防したり、体を若々しく保つ効果があります。
こんな人はコラーゲンの摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
ヒアルロン酸について
ヒアルロン酸とは酸性ムコ多糖類の一種で水分を保持する力があり、皮膚ではタンパク質と結合して コラーゲンや エラスチンなどの細胞の隙間を埋める成分です。非常に高い水分保持能力を持っていおり1グラムで6リットルもの水を保持することができます。
ヒアルロン酸は加齢とともに減少してしまい、ヒアルロン酸が不足するとしわやたるみ、関節痛などの原因になります。減ってしまったヒアルロン酸を補うために、ヒアルロン酸を使用したサプリメントや化粧品が多く販売されていますが、ヒアルロン酸は経口摂取や外用で補うことができると言う意見と、補うことができないと言う意見があります。
ヒアルロン酸の経口摂取の検証について参考に
( http://www.kewpie.co.jp/RandD/finechemical/hyaluronic.htmlリンク先:開発研究/キューピー)
関節が痛むと動くのが億劫になり体重が増加してしまったり、ダイエットのために運動をしても思うようにできなかったりします。また、ダイエット中は食事の変化などから肌の調子が悪くなってしまうことがあるので、健康な体を維持するために試しにヒアルロン酸を補ってみるのもいいでしょう。関節の痛みがひどい人や薬を飲んでいる人は病院で診察してもらい許可が出てからサプリメントの服用をしましょう。
こんな人はヒアルロン酸の摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
- 関節の動きが気になる人
セラミドについて
セラミドとは肌表面に存在しホコリやダニなど外敵から皮膚を守るバリアとなっているものです。セラミドが不足すると肌のバリアが弱まり、外敵が侵入しやすい状態になってしまいます。不足する原因はストレスや加齢と言われています。
乾燥肌、乾燥性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などはセラミドが不足と言われています。セラミドは保湿性に優れているのでコラーゲンやエラスチンを安定させ皮膚の老化を防ぎ、肌の弾力を保つ働きがあるとされています。
こんな人はセラミドの摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
- 疲れやストレスが気になる人
プラセンタについて
プラセンタとは胎盤という意味ですが、サプリメントなどの健康食品の場合は胎盤そのものが含まれているわけではなく、胎盤から抽出した成分や成長因子などです。成長因子とは細胞の増殖や分化を促進するタンパク質のことです。
プラセンタには免疫力の高める、肝臓機能の強化、婦人病、自律神経やホルモンバランスの正常化、新陳代謝の活性化、肌荒れや乾燥肌など、様々な効果があります。
こんな人はプラセンタの摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
- 疲れやストレスが気になる人
- 免疫力を高めたい人
- ダイエット中の人
エラスチンについて
エラスチンとはコラーゲンを支え束ねている繊維状の蛋白質で、弾力性があり肌などに柔軟性を与える物質である。エラスチンが不足するとコラーゲンが離れてしまい肌のたるみやしわの原因になります。
エラスチンは20歳後半をピークに年齢とともに減少してしまいます。また、ストレスや紫外線など増えた活性酸素がエラスチンを破壊してしまいます。ダイエット中はストレスや食事の制限などからエラスチンの量が減ってしまうことがあるので、積極的に摂取しましょう。
こんな人はエラスチンの摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
リコピンについて
リコピンとはトマトなどに含まれる赤い色素でカロチノイドの一種です。リコピンには強い抗酸化作用があります。抗酸化作用とは体を老化させたり生活習慣病の原因となる活性酸素を除去する働きのことで、活性酸素には強い殺菌作用があり病気の撃退する働きがありますが、増え過ぎると細胞を傷つけてしまうので、必要以上に増えた活性酸素をは除去する方がいいのです。活性酸素が増える要因は喫煙、加齢、食品添加物、ストレス、大気汚染などです。
ダイエット中はストレスがたまりやすいので、リコピンを積極的に摂取しましょう。
こんな人はリコピンの摂取をおすすめします
- お肌の調子が気になる人
- 生活習慣病の予防に
ローヤルゼリーについて
ローヤルゼリーとは女王蜂のえさで、女王蜂は普通の蜂より約40倍も長生きをし、1日に2000個以上の卵を産みます。そのエネルギー源となっています。
乳白色で舌を刺すような酸味がありクリーム状です。ローヤルゼリーには22種類のアミノ酸やミネラル、ビタミン類を多く含んでいるので、疲労回復や滋養強壮、免疫力アップ、体の機能の活性化など様々な効果が有ると言われています
ローヤルゼリーにしかないデセン酸は美容効果や生活習慣病の予防、自律神経失調症や更年期障害などに良いといわれています。検査をしても悪いところがないのに体調不良が続くなどの場合に使用してみると良いでしょう。ローヤルゼリーは様々な成分を含んでいるので、アレルギーに注意が必要です。
こんな人はローヤルゼリーの摂取をおすすめします
- 肌の調子が気になる人
- 生活習慣病の予防に
ビール酵母について
ビール酵母とは、ビール作りに欠かせない微生物で、麦汁にビール酵母を加えると発酵しビールができます。その時にビール酵母は麦汁のミネラル、アミノ酸などの栄養を取り込み増えていきます。ビール酵母にはアミノ酸やビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には整腸作用があり便秘の解消や予防に効果があり、便通を良くすることで新陳代謝がアップしダイエットにつながります。ビール酵母にはたくさんの栄養素が含まれているのでダイエット中の栄養補給にもおすすめです。特にビタミンBは糖の代謝や脂肪の代謝などエネルギー生産に関与するビタミンなので、ダイエット中には欠かせません。
こんな人は摂取をおすすめします
- ダイエット中の人
- 肌の調子が気になる人
- 生活習慣病の予防に
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