半身浴は全身浴と違い長時間の入浴が可能で、長時間入浴することで血流がよくなり冷え性の回復や新陳代謝のアップ、疲労回復など様々な良い効果が得られます。
また、体が温まることで体温が上がります。体温は1℃上がると基礎代謝が12%上がるといわれています。
さらに、体温が上がると免疫力までアップするのです!全身浴が好きな人や寒い時期は全身浴でも効果は得られますが、長時間の全身浴や暑い時期は半身浴がお勧めです。
目次
半身浴の仕方
お湯の量は胸の下のみぞおち辺りまで、お湯の温度は体温より少し高めの38度から40度程度にします。
冬場などの寒いときはもう少し高めでもOKです。お風呂場の温度が低いと肩が冷えてしまうので、お湯につけたタオルを肩にかけたり、温まるまで何度か肩までお湯につかりましょう。
しばらく経つと体が温まり始めます。
半身浴で代謝アップさせる入浴方法
これから紹介する入浴方法は代謝をアップさせるために、体を芯から温め代謝をアップさせる入浴方法です。
寒い季節は記載の入浴時間よりも長くしてしっかり体を温めます。お湯の温度が下がり過ぎないようにしましょう。
- シャワーで全身にお湯をかけ、体に付いている汚れを落とします。シャワーのお湯の温度はお風呂の温度より少し低めで設定します。寒い時期ははじめは高めで、後から少し低めに設定しましょう。お風呂との温度差で血行促進になります。
- お風呂に5~10分間つかり体を温めます。
- お風呂を出て、体か髪を洗います。時間をかけてゆっくり洗いましょう。
- お風呂に5~10分間つかります。この5分間に体操をしましょう。
- お風呂を出て、体か髪を洗います。時間をかけてゆっくり洗いましょう。
- お風呂に5~10分間つかります。また体操をします。
- お風呂を出て5~10分間くらいマッサージをします。
- お風呂に5~10分間つかります。
お風呂に何度も出たり入ったりすることで血行が良くなり、体が温まりやすくなるので上記のような方法がお勧めです。
入浴時間や浴槽から出ている時間は自分に合った時間に変更してください。入浴中は汗をどのくらいかいているのがわかりづらいですが、のどが渇く前に水分をしっかり補給をしましょう。
途中で少しでも気分が悪くなった場合は、すぐにお風呂から上がり横になって休んでください。
気分がよくならない場合は病院で診てもらうようにしましょう。半身浴も全身浴も無理は禁物です。体調の悪いときは入浴は控えましょう。
半身浴しながらできるエクササイズ
半身浴や全身浴しながらできる簡単なエクササイズをいくつか紹介します。
入浴中に運動をすると血行が良くなったり、体が温まりやすくなり、筋肉を鍛えることもできるので代謝がアップしダイエットに役立ちます。
お風呂はとても滑りやすい場所なので、滑らないように気をつけて行い、気分が悪くなったらすぐに中止しましょう。水分補給はしっかりと行いましょう。
ウエスト引き締めエクササイズ
腹筋を鍛えられるのでウエストの引き締めになります。
足のエクササイズ
足を曲げ伸ばしする運動です。
腹筋や足の筋肉を鍛えることができる運動です。
腕のエクササイズ
浴槽の縁に腕を置き、体を持ち上げます。持ち上げた状態をしばらく保ちます。
腕や背中の筋肉が鍛えられます。
滑らないように浴槽の縁をしっかりつかんで行いましょう。
このほかにもいろいろできる体操を組み合わせて、自分に合った運動にアレンジしてみてください。ダンベルやペットボトルに水を入れたものを使っての運動などもおすすめです。
入浴中にできるマッサージ
入浴中のマッサージは血行をよくしたり、むくみや疲れをとったりする効果が高まります。
浴槽内でも浴槽から出て行ってもOKです。浴槽から出てマッサージをする場合は、マッサージクリームやマッサージ用の塩などを使うのもおすすめです。
使うものによっては美肌に効果があったりするので、ダイエット一緒に綺麗な肌も手に入れてしまいましょう。
マッサージ方法
マッサージをするのは手の赤く塗ってある部分で、手のひらは体の柔らかい部分、足の裏や筋肉の硬くなっている部分、と言うふうにわけて行うといいと思います。
そのほかにもマッサージ用の道具などを使うのもいいと思います。
脚(ふくらはぎ)のマッサージ
足首から膝に向かってマッサージします。
両手で脚を掴むようにして左右に軽くひねりましょう。
脚(太もも)のマッサージ
膝から脚の付け根に向かってマッサージします。
両手で脚を掴むようにして左右に軽くひねりましょう。セルライトが気になる部分は重点的にやると良いでしょう。
お尻のマッサージ
脚の付け根から腰に向かって脂肪を持ち上げるようにしてマッサージします。
ウエストのマッサージ
ウエストを両手で掴み左右に軽くひねりましょう。脂肪が気になる部分は重点的にマッサージすると良いでしょう。
腕のマッサージ
手首から肘、肘から脇の下に向かってそれぞれマッサージします。
反対の手で腕を掴み左右に軽くひねりましょう。二の腕の脂肪が気になる場合は重点的にマッサージすると良いでしょう。
足の裏のマッサージ
かかと部分から指に向かって図のようにくるくると円を描きながらや上下にマッサージします。指の付け根は左右にマッサージします。
足の裏にはたくさんのつぼがあるので、押して気持ちのいい部分や、少し痛い部分を5秒間ほど押すのが良いです。
低体温や冷え性の方はつちふまずを押すのがおすすめです。
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