自分に合った正しいダイエット中の運動とは？効果的に痩せる方法を紹介

ダイエット中の運動は体についている脂肪を燃焼させる効果と、筋肉を付け基礎代謝を高める効果があります。

基礎代謝とは何もしていない状態で消費するエネルギーで、その約4割は筋肉が占めています。

筋肉はカロリーを多く消費するので、筋肉を付けることで、痩せやすい体になります。

ダイエットに運動は欠かせませんが、今まで運動をしていなかった人が張り切って、ジョギングやエアロビクスを始めてもほとんどの場合ストレスが大きすぎて長続きしません。

また、運動に体が慣れていないため、怪我や病気を引き起こす原因にもなります。

そうならないために、自分に合った方法で自分に合った量の運動をすることが大切です。

自分の体に合わせて少しずつ運動量を増やして行きましょう。

ダイエットに一番効果的な運動は有酸素運動

有酸素運動とは運動中酸素を取り入れながら行う運動のことで、酸素を取り入れることによって、内臓にたまっている脂肪や皮下脂肪をエネルギーとして消費します。

無酸素運動とは運動中、体内に酸素が取り入れられず、脂肪をエネルギーとして消費しない運動のことです。

有酸素運動は始めてからすぐに脂肪は燃焼が始まりますが、効果的に燃焼させるには15分以上続ける必要があります。

また、最近の研究では短い時間で複数回に分割して有酸素運動をしても、脂肪燃焼効果はあまり変わらないことがわかってきたそうです。

主に長い時間持続できる運動が有酸素運動といえます。

また、有酸素運動は食後すぐに行っても体脂肪は燃焼されにくいので、食後数時間たってから行うのが効果的です。

息が切れる運動やすぐ疲れて持続ができない非常に強い運動が無酸素運動といえます。

体力のない方が急な有酸素運動を行うと、無酸素運動になってしまうことがあります。

今まで運動をしていなかった人が急にきつい運動を始め続けようとすると、体にはかなりの負担になますし、ストレスもたまってしまいます。

そして、いつも以上に食欲がわいてしまい、その食欲を我慢する事がまたストレスになっていまします。

ダイエットを成功させるにはストレスを極力ためない事です。

また、有酸素運動は時間や場所を確保するのが難しく、特に仕事をしている人は休日しかできなくなってしまいます。

運動は自分にできる範囲からはじめましょう。

簡単にできるダイエットのための運動

エスカレーターやエレベーターを使わず階段を使う

一駅手前で降りて自宅まで歩く

目的地まで歩いていける距離なら歩く

面倒でも必要なものは自分で取る、近くにいる人に取ってもらわない

立ってテレビを見る

簡単な運動から始めて、体が動くことに慣れてきたらだんだんと運動量を増やしていきましょう。

ダイエットに有効な運動は有酸素運動だけではありません。

筋肉は運動をしていない状態でもカロリーを消費しているので、エクササイズやダンベル運動で筋肉を付けると基礎代謝がアップします。

毎日数分間でも筋肉を付ける運動を行うだけでもダイエットに有効です。早速、筋肉トレーニングを始めてみましょう！

有酸素運動も時間があるときや、やる気が起こった時にぜひ行いましょう。

有酸素運動では長く続けることで脂肪燃焼の効果がアップしますが、長く続けるためには自分に合った運動強度で行うことが大切です。

強度が強すぎると、脂肪燃焼効果も低くくすぐ疲れてしまい長く続ける事が難しいです。

逆に、運動強度の低すぎると脂肪燃焼の効果があまり期待できません。

下記の表を参考に運動中の心拍数を計り、自分に合った強度で運動を行いましょう。